最終回ということで、全面に押し出します。

第三十九話
Starbraver 西暦242387 1・30
マ「キャプテン!スターブレイバー・ナビゲーター・マクシミリアン=ロイド、
  ホッパーG殲滅プロジェクトの、任務完了しました!」
ニ「マック、よくやった。しかし、私はもうキャプテンじゃないぞ。」
マ「えっ?」
ニ「マック、いや、マクシミリアン=ロイド、本日只今より、スターブレイバー
  キャプテンに任命する。」
グ「おめでとう、キャプテン=ロイド。」
マ「ありがとう、グランチェスカ。」
ラ「グランチェスカ、君も安心はしていられんぞ。」
グ「ま、まさか・・・。」
ラ「グランチェスカ=カザフスキー。君をスターサンダー・ボルティックの
  キャプテンに任命する。」
マ「おめでとう、グランチェスカ。」
グ「ありがとう。」
ニ「さあて、そろそろ行かねばな。」
マ「ヌートリアス・・・どこへ行かれるんですか?」
ニ「我々はミーアの星へ帰る。君達地球人のみならず、全宇宙を見守るためにな。」
ラ「さらばだ。地球人たちよ。いつかまた会うときが来るだろう。」
マ「さようなら。」
ニ「宇宙は一つだ。しかし、正義は一つとは限らない。実はホッパーGを作り上げたのはミーア人だったのだ。汚れた宇宙を浄化しようとしたんだ。我々は責任を負ったが、それは行き過ぎた正義を食い止めるためだったことを覚えていてほしい。逆に言えば、もし、君達地球人が、これ以上宇宙を汚し続けるなら、我々は、いつでも警告しにくる。」
マ「あなたがたの手を、わずらわすようなことは、絶対にしませんよ。」
ニ「よく言った。マック、若い世代を導くんだぞ。」
マ「アイサー!キャプテン!いや、ヌートリアス!」
ラ「ヌートリアスが厳しいことを言ったが、君達との友情は決して忘れないよ。」
ニ「さらばだ!スターブレイバー!」

−−−HWBS−15 スターブレイバー キャプテン マクシミリアン=ロイド
   私的記録 西暦242387年 1月30日
   ホッパーG殲滅作戦はミーア人の協力で無事終了。
   任務中にキャプテン=ニコルスは行方不明。死者は0。負傷者52名
   いずれも一命は取り留めた。
   なお、協力者のミーア人については、極秘事項にする。−−−−−−−−−−−

              スターブレイバー・おわり