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スターブレイバー大辞典 マメ知識2
歴史に出てきた単語の説明の続きです。
「グラビウム砲」:グラビウムを利用した破壊兵器.まず,グラ
ビウムの集合体に対消滅を起こすような物質
と反物質を混合する.グラビウム空間内では
対消滅を起こさない.混合体を発射し,ある
波長のエネルギーを照射するとグラビウムが
飛散する.するとグラビウム空間開放と共に
対消滅が起こり,莫大なエネルギーを放出す
る.
「フォトンバニッシャー」:グラビウムをより兵器的に利用した
もの.グラビウムとその反物質A-グ
ラビウムの性質をを利用している.
A-グラビウムはグラビウムと対消滅
を起こさない.A-グラビウムとグラ
ビウムを8:1で混合すると,特殊な
対消滅が起こる.このとき,A-グラ
ビウムは飛散,集合を繰返して原子
構造にボコボコと穴を明けて消滅す
る.穴を開けられた原子はプラズマ
化して燃え尽きる.
「グラビウムキャノン砲」:グラビウム砲をさらに強力にした兵
器.グラビウムの集合体をさらに集
合させ,その空間内に対消滅要素を
注入する.それを発射し,ある波長
のエネルギーを照射すると飛散が起
きる.第1飛散で小集合体レベルに
飛散する.そのとき,第1爆発が起
きる.さらに第2飛散が小集合体で起
こり,第2爆発が起きる.つまり,中
心で爆発した跡,放射状に広がった
小集合体でもう一度爆発が起こるの
である.
「グランチェスカ・スパイ事件」:
グランチェスカ=カザフスキー大尉(当時)がHWBSII-1スターブレイザー大破と共に行方不明となった際に地球に大尉そっくりの人物が現れ,大尉の身代わりとなっていた事件.大尉自らの奇跡の生還により,身代わりはスパイ容疑をかけられる.後に,この人物はブルース=ライサンダーと名乗り,HWBSII-2スターサンダーを獄中にて設計,釈放後,建造指揮をもとる.その余りに卓越した能力を買われ,異例の計らいによって,超スピード昇進,HWBSII-2スターサンダーのキャプテンに大抜擢される.
「ミーア人」:公式記録に一切記されていない謎の異星人.対ホッパーG戦などで彼等の人智を超えた能力が発揮されたと言われている.
「MPS(新)」:スターサンダー・ヴォルテックに搭載されていた謎の次世代移動システム.未知のテクノロジーによって造られており,長距離移動に0時間で対応できる.n次元幾何学をを応用したものと思われるが,テクノロジー自体は数年先のものであると推定されている.設計,製作すべてが謎に包まれているが,基本的な大部分がスターサンダーと全く同じであるため,ブルース=ライサンダーが何らかの方法によってクルーと共にスターサンダーを撃沈される直前に脱出し,何処かへ逃れ,指揮を取った上で数年かけて(MPS開発を待って)建造,時間を遡ってホッパーG撃退に参加したのだという噂もある.実際,MPSによって時間を移動することが可能であるという学説も発表されている.