完全版 エピソード7

グ「キャプテン!」
ニ「ん?」
グ「この度HWBS-15に配属になりました.グランチェスカ・カザフスキー少佐です!」
マ「えっ?!」
ニ「…少佐?」
グ「はい,…それが何か?」
ニ「いや…ライサンダー大佐じゃないのか?」
グ「あ,ハハハ…ライサンダー大佐,似てますけど…完全に別人ですよ.」
マ「そうか…じゃ君が噂のグランチェスカかい?今日は有名人によく出会うな.」
グ「そう言う君も有名人だぜ,奇跡の生還者ってな.」
マ「いやぁ….」
グ「実は大佐とよく間違えられて困っているんだよ.ライサンダー大佐って豪快だからさ.もう二代目クライアンと
  か呼ばれているらしいよ.」
マ「そりゃ傑作だ.」
ニ「クライアン提督がどうかしたのか.」
マ「知らないんですか?暴れん坊大佐っていうあだ名が付いていたんですよ.元スターデスサーティンのキャプテン
  です.」
ニ「ほう.あの稀代の英雄艦HWBS-13のキャプテンはあのクライアン提督だったか.」
グ「そうですよ.…あまり軍関係の世間話を知っておられないみたいですね.」
ニ「そういういことに疎いからなぁ.」
マ「まあ,任務には支障はありませんから.」
グ「そうですね.」
ニ「いやいや,私もこれから覚えて行くよ.話せるキャプテンでないとな.…おっとそろそろ時間だ.出航準備にか
  からねば.」
マ「まだですよ.」
グ「いや,緊急指令が出るらしい.予定より早めに行くそうだ.」
マ「そうなのですか?」
ニ「うむ,グランチェスカの言う通りだ.マック,急いで支度をするように頼んだぞ.」
マ「アイサー!」
グ「キャプテン!自分は武装のチェックにかかります.ストライカーとしては万全を期したいですから.」
ニ「頼む.」
グ「アイサー!」
ニ「…いよいよか.…しかし,ホッパーG…意図が外れたか….クッ!ミーアノイドも万能ではないということ
  か.」